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衣替えまであと少し!5月のちょっと暑い日の着物対策アレコレ

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ようやく暖かな日差しが届く今日この頃ですが。
ここからはあっという間に暖かくなるのがこの季節。

「袷(あわせ)」は10月~5月、
「単衣(ひとえ)」は6・9月、
「夏物/薄物」は7・8月に 着用するのが基本的な決まりごとですが・・
昨今では、温暖化の影響か 5月のGWあたりから、20℃を超える日も珍しくなく、洋服なら半袖を来てお出かけする人も増えています。

そこで、ワノコト着付けの先生に聞いた、
『5月の暑い日の着物対策、どうしてる??』

◇5月の暑い日は、単衣(ひとえ)の着物でお出かけも

暑いから着物を着て行くのやめよう、となるよりも ぜひ快適な着物を着てお出かけして欲しい!

フォーマルシーンをのぞいて、カジュアルな普段のお出かけの際には、天候やその日の行動を考慮して、快適に過ごせるコーディネートでお出かけしましょう。
※ただし、透け感のある素材(薄物)の着物はNGです。

ちなみに、「綿素材」の着物は基本的に「単衣仕立て」。
盛夏以外の3シーズン着用OK!
なので、5月や9月などの悩ましい時期には重宝します☆
自分で洗えるのも嬉しいですね!

◇涼しげなコーディネートで!

まずは、見た目に涼しい色を取り入れる!
色数を少なくしたり、寒色系のお着物をチョイスしたり、小物に涼しさを取り入れたり。

◇帯結びで工夫を!

カジュアルシーンに限定されますが、名古屋帯でも、帯枕を使わず、背中に密着しない「角出し結び」はオススメです☆

ふっくらシルエットは、着物上級者さんの粋な印象も演出!

半幅帯は、浴衣にしか締めちゃいけないと思ってませんか?
ワノコトの着付けレッスンでは、「知らなかった!」と言う生徒さんも多いようですが、実は着物に合わせてもOKなのです☆

締める時間も短縮されるし、軽くて苦しくないので、この時期のお出かけにはぴったり!

大人の兵児帯「ファブリック帯」もオススメです☆
結び方次第でいろいろな印象になる「ファブリック帯」
ふんわり優しい印象になるのもGood!!

◇見えないところはぜ~んぶ夏物に!

長襦袢は夏物の「絽」を着用

でも、半衿や帯揚はまだ夏物にしない!

半襦袢にする

意外と知らない人も多い「半襦袢」。
ガーゼ肌着に半衿がついているかたちなので、半衿ごと洗濯機でお洗濯できるのも嬉しい☆

着付け小物も夏物に

腰紐や伊達締めは、「麻」などの素材の夏物に。
帯板もメッシュの通気性のよいものに。
これだけでも中にこもる熱気は違いますよ☆

写真は、夏用の帯板

◇その他、いろいろ

手ぬぐいとお扇子を持ち歩く

胸のあたりでパタパタ仰げば、袖口からも風が通り、中の温度が下がります。
これからの季節の、着物お出かけには必須アイテムです☆

保冷材を手ぬぐいで包んで、帯の中に忍ばせる(笑)

ちょっと恥ずかしいけど・・とワノコトの先生が教えてくれた超裏技☆

さてさて、いかがでしたか?
これからの時期の着物でお出かけも、いろんな工夫でぐぐっと快適に☆
ぜひお試しあれ!

WAnocoto -ワノコト-

和のレッスンスタジオ

東京表参道、日本橋で着付け教室や茶道教室など、和のお稽古が学べる和のレッスンスタジオWAnocoto(ワノコト)。スケジュールが自由に選べて好きな日からいつでも始めることができます。その他、つまみ細工、ゆびぬき、水引、いけばな、和裁、日本刺繍、日本茶教室など様々な1dayワークショップレッスンも開講中。すべての教室は共通チケットで気軽に受講が可能です。

TEL: 03-5772-6663 受付時間
月・火・土・日 10:30〜18:00
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