突然ですが!こちらのお二人の浴衣姿、同じ浴衣を着ているのに少し雰囲気が違います。
どこが違うかわかりますか?
浴衣というと、お祭りや若い女性のイメージもあり、大人の女性たちにとっては、浴衣で街にお出かけするのはちょっと・・・という悩みをお持ちの方もいらっしゃるようです。
そういった場合は、浴衣を「着物風」に着こなすことで、大人の女性でも、浴衣を上品に楽しむことができます。
また、浴衣を「着物風」に着こなすことで、花火大会や夏祭りだけでなく、
お食事会や観劇・美術館など、着て行ける場所の範囲が広がります。
せっかく購入した浴衣なら、今年は花火大会だけではなく、「着物風」の着こなしで、様々な場所へお出かけしてみませんか?
さて、それでは浴衣を「着物風」に着こなすための、その他のポイントをご紹介します☆
チェックポイント 1.「衿もと」
まずは、衿もとに注目です。
浴衣は、通常は素肌(下着着用)の上に着用しますが 浴衣の下に「長襦袢」を着用すると、浴衣は「夏きもの」として「着物風」に着こなすことができるます。
衿があると、浴衣はぐっと上品に、大人の女性らしさがでますよね。
この時の「長襦袢」は、麻や竹などの通気性の良い夏物を選びましょう。
また、「半襦袢」といって、
ガーゼの肌着に「半衿」が付いているものあります。
袖が筒袖になっているので、長襦袢と浴衣の袖の長さを気にすることなく着られますよ。
一枚あると重宝するかもしれません!
チェックポイント 2.「足もと」
さて、衿もとの次は「足もと」に注目です。
着物風の着こなしポイントの2つ目は、「足袋」です。
浴衣は通常、素足に下駄ですが、足袋を履くことで、「下駄」を合わせても 素足よりも少し改まった感じになります。
足袋を履いていれば、履物を脱いで上がる場合も安心ですし、靴ずれの心配もありません。
足袋も、麻や通気性のよい素材の「夏足袋」があるので、浴衣に合わせる際には、そういった涼しげな素材のもを選ぶとよいですね。
チェックポイント 3.「帯」
着物風な着こなしには、帯のセレクトにもひと工夫を。
半幅帯なら、博多織半幅帯がステキです。
半幅帯でもカジュアルすぎず、エレガンスな印象が着物風着こなしにもぴったり。
また、浴衣にはNGと思われがちな名古屋帯も、涼しげな素材のものであれば合わせてもOKです。
合わせる帯揚、帯締も、涼しげな素材や色のものを合わせましょう。
また、硝子の帯留めなどをプラスするのもステキです。
チェックポイント 4.「浴衣」
最後に、どんな浴衣が「着物風」の着こなしが合うのでしょうか?
どんな浴衣も「着物風」の着こなしが合う訳ではありません。
例えば、大きな柄が描かれた浴衣や、多色使いの浴衣。
こういった浴衣は、本来の浴衣としての着こなしの方が素敵でしょう。
一方で、落ち着いた色合いの浴衣や、生地自体に光沢や特徴のあるものは、着物風の、上品で大人の着こなしが可能です。
さて、いかがでしたか?
今年は、シーンに合わせて、いろいろな表情の浴衣を楽しんでみては?
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