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自分にあったきもののサイズ

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今回はきもののサイズのお話。
自分のサイズに合ったきもの選びは美しい着姿の第一歩!

今回はきものの部位の名前が色々と出てくるので、
まずは部位の名前から見ていきましょう!

きものの部位と名称

ピンク色に塗った部分がきものの表地です。
袷のきもの(おもに10月~5月に着るきもの)には裏地が付きます。

「胴裏」と記された白い部分は主に見えない部分の裏地で
羽二重などごく薄い生地を使います。
「八掛」と記された黄緑色の部分は袖口、裾の表地から
1~2ミリ程見えるように縫われています。
また歩いた時や後ろ姿からはチラリと八掛が見えるので、
八掛は表地と相性のいい色を選びます。

ここをチェック!きもののサイズ

「きものは着付けで調整できるからサイズはだいたいで大丈夫・・・」
なんて聞いたことがある方もいると思います。
もちろん着付けである程度カバーできるのは事実なのですが、やはり「許容範囲」がありますし、サイズが合っているものは着付けしやすく気崩れもしにくいもの。

お誂えで自分のサイズに合わせて作ってもらうのが一番ではありますが、今はリサイクルのきものや既製のきもの(プレタきもの)など選択肢も様々。
仕立て上がっているきものを買う時に必ず確認したいポイントをチェック!

CHECK POINT【1】:身丈

着物の衿つけから裾までの全長
※イラストでも確認してみてくださいね。

身丈は自分の身長のプラスマイナス5センチが目安です。
女性の場合おはしょりをとって着付けをするので、ある程度は着付けでカバーできる部分です。

人によって体型や着付けの好みは様々。例えば同じ身長の方でもふくよかな方、腰ひもを高い位置で結びたい方は、長めの身丈がオススメです。

CHECK POINT【2】:裄(ゆき)

背中心から袖口までの長さです。

自分の裄の長さを測るときは、手を45度くらいにあげた状態で、首の後ろの中心から肩のラインを通って、手首のグリグリまでの長さを測ります。

着物を着た時に手首のグリグリが隠れる長さがベストです

ただし、きものには生地の柔らかいものや、紬や綿のようにパリッとした硬めの生地感など様々です。

置いて計った時には同じ裄の長さでも、着てみると硬めの生地感の方が短くなることも多いので、仕立て上がりの時は一度羽織って確かめてみましょう。

お仕立てをする時も、生地感に合わせてサイズを微調整してくれるような お仕立てやさんとお付き合いできたらいいですね。

CHECK POINT【3】:身幅

おくみ幅は基本的に決まったサイズ4寸(約15cm)なので、前身頃の幅と後身頃の幅がチェックポイント!

着物のサイズ

まずは前から。
脇の縫い線が自分の体の真横にきた時に体の前面がおおわれているでしょうか?
この幅が狭いと体を覆い切れず、はだけやすくなってしまいます。

続いて後ろ姿をチェック!
帯より上の背中心(縫い線)は体の真ん中にきていないといけませんが、帯より下はずれていてもOKです。

きものの身幅が大きいと背中心(縫い線)が体の真ん中より右にずれていき、小さいと左にずれていきます。
大きい分には多少着付けがしにくいこともあるかもしれませんが、問題はありません。
逆に身幅が小さく、体の中心より5cm以上左にずれるようでしたら、着ない方が無難です。

お誂えではお誂えではご紹介した【1】身丈、【2】裄、【3】身幅の3箇所以外にも細かくサイズ指定できますが、まずはこの3箇所をチェックしてきものを選べばOK!
自分のサイズを測っておくとお買いものの時にもスムーズです。

ワノコトの着付けレッスンではきもののレンタルも行っています。
S・M・Lで作られているプレタきものから、お誂えで作られたきものまで 色んなサイズのきものがあるので、自分に合うサイズを探してみましょう!

WAnocoto -ワノコト-

和のレッスンスタジオ

東京表参道、日本橋で着付け教室や茶道教室など、和のお稽古が学べる和のレッスンスタジオWAnocoto(ワノコト)。スケジュールが自由に選べて好きな日からいつでも始めることができます。その他、つまみ細工、ゆびぬき、水引、いけばな、和裁、日本刺繍、日本茶教室など様々な1dayワークショップレッスンも開講中。すべての教室は共通チケットで気軽に受講が可能です。

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