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【今昔茶会】お手伝いさんのお仕事

いよいよ、お茶会の日が近づいて参りました!
ご自身のお役目の項目をおさらいしましょう!

当日が雨の場合

当日はあいにく、雨予報となっております。
会場までお越しいただく際の雨対策について、下記ブログページをお読みいただけましたら幸いでございます。
「裾上げ」の方法もご案内いたしておりますので、ぜひ参考にご覧ください。
替えの足袋はお忘れなきよう、必ずご持参いただけますようお願い申し上げます。

どうする?雨の日のきもの – WAnocoto -ワノコト-

立礼席のお運びをご担当の方へ

立礼席では、ご自身の草履を履いていただき、お運びをおこなっていただきます。
雨草履でお越しの場合は、通常の草履(お運び用)をご持参いただけますようお願い申し上げます。
お荷物が増えてしまい、大変申し訳ございません。
草履カバーをお持ちの方は、会場にご到着後、カバーをお外しください。

目次

お手伝いさんご担当表≫

当日の動線と配置図≫

当日の身だしなみについて≫

■点心席
折敷を運ぶ≫
折敷を下げる≫

■薄茶席
煙草盆を運ぶ≫
お菓子を運ぶ≫
仕舞茶碗を出す≫
お茶碗を運ぶ≫
お茶碗を下げる≫

■【薄茶席】正客さんの役目
煙草盆の扱い≫
主茶碗を取りに行く≫
お点前さんとのやり取り≫
お道具の拝見と問答≫

■【薄茶席】次客さんの役目
正客さんとのやり取り≫
次茶碗を取りに行く≫
お道具の拝見と出会い返し≫

■立礼席
お菓子を運ぶ≫
お茶碗を運ぶ≫
お茶碗を下げる≫
主茶碗を届ける≫

■【立礼席】正客さんの役目
抹茶をいただく≫
お点前さんとのやりとり≫
お道具の拝見と問答≫

■【立礼席】次客さん、3客さんの役目
正客さん、次客さんとのやりとり≫
抹茶をいただく(次客さん)≫
抹茶をいただく(3客さん)≫
お道具の拝見(3客さん)≫

影点ての流れ≫

当日の身だしなみ

  • お手伝いさんはマスクを着用しましょう。
  • 帛紗はきれいなものを用意しましょう。
  • 爪は短く切っておきましょう。
  • 髪の毛は後れ毛が出ないようにまとめましょう。
  • 香水は付けないようにしましょう。
  • アクセサリー(髪留めも)は付けないようにしましょう。
  • ハンドクリームを塗った後は、茶道具に油分が付かないよう、余計な油分をふき取っておきましょう。

点心席

折敷を運ぶ

  1. 配膳台から折敷を受け取り、出る順番で点心口の前に並びます。
  2. 席主の先生の合図で、点心口より折敷を運びます。
  3. 点心口を右足で越え、踏み込み畳も右足で越えます。
  4. 正客から順に時計回りで運びます。
  5. お客様の前まで来たら、座り「どうぞ、お取りください。」と声掛けし、折敷を渡します。
  6. 左右と下がり、一礼をして、一膝よけて、左足を立てて、点心口に帰ります。
    一膝よける方向は、点心口に近いほうへよけます。
     ・正客~6客までは左によけます。
     ・7客~10客までは右によけます。
     ・11客~15客までは左によけます。
  7. 次の方は、前のお運びさんが折敷をお客様へ渡し、立ち上がるタイミングで出ます。
    お運びさんが出るタイミングは、席主の先生が指示してくれます。
  8. 他のお運びさんとすれ違う際は、行きも帰りも左側通行で進みます。
  9. 帰る時は、踏み込み畳を左足で越え、点心口も左足で越えて出ます。
  10. 再度、配膳台から折敷を受け取り、点心口に並び、No.2~9を繰り返します。

折敷を下げる

  1. 出る順番で点心口の前に並びます。
  2. 席主の先生の合図で、点心口より折敷を下げます。
  3. 点心口を右足で越え、踏み込み畳も右足で越えます。
  4. 正客から順に時計回りで下げます。
  5. お客様の前まで来たら座り、手をついて「おさげいたします。」と声掛けし、折敷を受け取ります。
    お客様が分からない様子の時は「お盆をお取りください。」と声掛けしてください。
  6. 折敷を持ったまま、軽く礼をして、一膝よけて、左足を立てて、点心口に帰ります。
    一膝よける方向は、点心口に近いほうへよけます。
     ・正客~6客までは左によけます。
     ・7客~10客までは右によけます。
     ・11客~15客までは左によけます。
  7. 次の方は、前のお運びさんが折敷をお客様から受け取り、立ち上がるタイミングで出ます。
    お運びさんが出るタイミングは、席主の先生が指示してくれます。
  8. 他のお運びさんとすれ違う際は、行きも帰りも左側通行で進みます。
  9. 帰る時は、踏み込み畳を左足で越え、点心口も左足で越えて出ます。
  10. 下げた折敷を配膳台へ戻します。
  11. 再度、点心口に並び、No.2~10を繰り返します。

薄茶席

煙草盆を運ぶ

  1. 茶道口に座り襖を開けて、右足を立てて立ち、茶道口を右足で越え、踏み込み畳も右足で越えます。
    茶道口では一礼をしません。
  2. 正客の前まで来たら座り、正客の正面に煙草盆をおきます。
  3. 左右と下がり、真の礼をして、左に一膝よけて、左足を立てて、茶道口に帰ります。
  4. 踏み込み畳を左足で越え、茶道口も左足で越えて出ます。
    茶道口では一礼をしません。

お菓子を運ぶ

  1. 荷物棚からお菓子が乗った脇引を取り、出る順番で茶道口の前に並びます。
    お菓子は脇引にセットされた状態で荷物棚に用意してあります。
    正面を正す必要はありません。そのままお持ちください。
    お菓子は下記の個数順に運びます。
    4個→4個→4個→3個
    【1番目の方】正客~4客まで/9客~12客まで
    【2番目の方】5客~8客まで/13客~15客まで
    ・お菓子が3個しか乗っていない脇引は最後に運びます。
    ・お運びさんは1人2回ずつ運びます。
  2. 席主の先生(玉置先生)の合図で、茶道口よりお菓子を運びます。
  3. 茶道口を右足で立って越え、踏み込み畳も右足で越えます。
  4. 正客から順に時計回りで運びます。
  5. お客様の前まで来たら座り「どうぞ、懐紙ごとお菓子をお取りください。」と声掛けします。
    お客様が分からない様子の時は、下記のようにご案内します。
    ・ご自身の懐紙を出していただき、膝前においてください。
    ・どうぞ、懐紙ごとお菓子をお取りいただき、ご自身の懐紙の上にお乗せください。
    お客様への一礼は省略します。
  6. 座ったまま横移動で隣のお客様の前に移動し、NO.5を繰り返します。
  7. 最後のお客様が取り終わったら、一膝よけて、左足を立てて、茶道口に帰ります。
    一膝よける方向は、茶道口に近いほうへよけます。
     ・4客終わり:左によけます
     ・8客終わり:右によけます
     ・12客終わり:右によけます
     ・15客終わり:右によけます
  8. お菓子は次々、出て運びます。
  9. お運びさんとすれ違う際は、行きも帰りも左側通行で進みます。
  10. 帰る時は、踏み込み畳を左足で越え、茶道口も左足で越えて出ます。
  11. 脇引を荷物棚へ返し、次のお菓子が乗った脇引を持ち、NO.2~NO.10を繰り返します。

仕舞茶碗を出す

  1. 仕舞茶碗を膝前において、茶道口で待機します。
  2. お点前さんが点前座に座り、建水を上げたタイミングで、仕舞茶碗を右手で前に出し、茶道口からにじって中に入ります。
  3. 点前座の建水に、手を伸ばして届く位置くらいまで入り、左手で仕舞茶碗を建水のすぐ後ろにおきます。
  4. 再び、にじって後退し茶道口から退席します。

お茶碗を運ぶ

  1. 出る順番で茶道口の前に並びます。
  2. 水屋スタッフ(小瀧)よりお茶碗の乗った脇引を受け取り、席主の先生(玉置先生)の合図で、茶道口よりお茶碗を運びます。
    お茶碗は下記の個数順に運びます。
     4碗→3碗→3碗→3碗
     1番目の方:3客~6客まで/10客~12客まで
     2番目の方:7客~9客まで/13客~15客まで
     ・お運びさんは1人2回ずつ運びます。
  3. 茶道口を右足で立って越え、踏み込み畳も右足で越えて出ます。
  4. 3客目に座っているお客様から順に時計回りで運びます。
  5. お客様の前まで来たら、正面に座り「どうぞ、お取りください。」と声掛けします。
    お客様への一礼は省略します。
  6. 座ったまま横移動で隣のお客様の前に移動し、NO.5を繰り返します。
  7. 最後のお客様が取り終わったら、一膝よけて、左足を立てて、茶道口に帰ります。
    一膝よける方向は、茶道口に近いほうへよけます。
     6客終わり:左によけます
     9客終わり:右によけます
     12客終わり:右によけます
     15客終わり:右によけます
  8. お運びさんとすれ違う際は、行きも帰りも左側通行で進みます。
  9. 踏み込み畳を左足で越え、茶道口も左足で越えて出ます。
  10. 水屋スタッフ(小瀧)に脇引を返し、NO.1~NO.9を繰り返します。
  11. お茶碗は次々、出て運びます。

お茶碗を下げる

  1. 茶道口に脇引を持って、出る順番で並びます。
  2. 席主の先生(玉置先生)の合図でお茶碗を下げます。
    お茶碗は下記の個数を下げます。
    お運びさんは4名(1人1回ずつ)で下げます。
     4碗→4碗→4碗→3碗
     1番目の方:正客~4客まで
     2番目の方:5客~8客まで
     3番目の方:9客~12客まで
     4番目の方:13客~15客まで
  3. 茶道口を右足で立って越え、踏み込み畳も右足で越えて出ます。
  4. 正客から順に時計回りで下げます。
  5. お客様の前まで来たら座り「お茶碗をお乗せください。」と声掛けします。
    お客様への一礼は省略します。
  6. 座ったまま横移動で隣のお客様の前に移動し、NO.5を繰り返します。
    2碗乗った段階で、次の方が乗せやすいように、脇引を置いてお茶碗の位置を整えます。
イメージ画像①
イメージ画像②

7. 最後のお客様が乗せ終わったら、一膝よけて、左足を立てて、茶道口に帰ります。
一膝よける方向は、点心口に近いほうへよけます。
  4客終わり:左によけます
  8客終わり:右によけます
  12客終わり:右によけます
  15客終わり:右によけます
8. お運びさんとすれ違う際は、行きも帰りも左側通行で進みます。
9. 踏み込み畳を左足で越え、茶道口も左足で越えてます。
10. 踏み込み畳を左足で越え、茶道口も左足で越えてます。
11. 水屋さんにお茶碗を渡し、脇引を荷物棚へ返し、待機場で待機します。

【薄茶席】正客さんの役目

煙草盆の扱い

  1. 煙草盆が出されたら、お運びさんと同時に真の礼をします。
  2. お菓子が運ばれてきたら、煙草盆を縁外の右側によけます。

主茶碗を取りに行く

  1. 客付に主茶碗が出されたら、客付まで立って取りに行きます。
    右足で立って、左足を縁まで詰めて、右足で越えます。
  2. 客付まで来たら座り、主茶碗を取って、左足で立ち席に戻ります。
  3. 席に入る時は、左足で縁を越えます。
    次客にお尻を向けないように回ります。
  4. 正客はお茶碗を次客との間において、「お先に」とおじぎをします。
  5. お茶碗を縁内の膝前において、お点前に「お点前頂戴いたします。」とおじぎをします。
  6. 以下、省略します。
    飲み終わったお茶碗は客付に戻しません。縁外に置いてください。
    お茶碗はお運びさんが下げに来ます。

お点前さんとのやりとり

  • お点前より「お替え茶碗で失礼いたします。」と言われたら、おじぎをして受けます。
  • お点前より「お仕舞にいたします。」と言われたら、おじぎをして受けます。
    お仕舞の挨拶は、お点前が仕舞茶碗を膝前においたタイミングで声掛けがあります。

お道具の拝見と問答

  1. お点前が水指の蓋を閉めたタイミングで「お棗、お茶杓の拝見を」と声掛けします。
  2. お点前が建水を下げる後ろ姿で、客付まで立って取りに行きます。
    右足で立って、左足を縁まで詰めて、右足で越えます。
  3. 客付まで来たら座り、棗を右手で半月に取り、左手の平に乗せ、右手で茶杓を取って、左足で立ち席に戻ります。
    席に入る時は、左足で縁を越えます。
    次客にお尻を向けないように回ります。
  4. 右ひざ側の縁内に、茶杓をおいて、棗を膝に近い方におき、次客に「お先に」とおじぎをします。
  5. 棗から縁外で拝見をします。
    道具は後でも見れますので、ここはササッと拝見をしてください。
    拝見を行うのは、次客までとなります。
  6. 次客まで茶杓の拝見が終わり、次客が立つタイミングで正客も立ちます。
  7. 正客と次客とで客付まで来たら向かい合って座ります。
    正客が先に座ります。
    正客が右側(上座)、次客が左側(下座)
  8. 次客が膝前に棗と茶杓を置いたら、客付にひと膝向き直り、拝見道具の正面を正して客付に返して、左足で立ち席に戻ります。
  9. 席に入る時は、左足で縁を越えます。
    正客にお尻を向けないように回ります。
  10. お点前が道具前に座ったら、膝前に手をついて「(大変、楽しいお席をありがとうございました。)(お道具の拝見をありがとうございました。)←なんでも良いです)こちらのお棗は?」と問答に入ります。
    拝見の問答は他のお客様にも聞こえるように、小さな声にならないよう気を付けましょう!
  11. 「お茶杓のお作は?」
  12. 「ご銘は?」
  13. 「ありがとうございました。」

【薄茶席】次客さんの役目

正客さんとのやりとり

  • 正客より「お先に」と言われたら、おじぎをして受けます。

次茶碗を取りに行く

  1. 客付に次茶碗が出されたら、客付まで立って取り行きます。
    右足で立って、左足を縁まで詰めて、右足で越えます。
  2. 客付まで来たら座り、次茶碗を取って、左足で立ち席に戻ります。
  3. 席に入る時は、左足で縁を越えます。
    正客にお尻を向けないように回ります。
  4. お茶碗を縁内の正客との間において、正客に「お相伴(しょうばん)いたします。」とおじぎをします。
    3客への「お先に」はしなくて良いです。
  5. お茶碗を縁内の膝前において、お点前に「お点前頂戴いたします。」とおじぎをします。
  6. 以下、省略します。
    飲み終わったお茶碗は客付に戻しません。縁外に置いてください。
    お茶碗はお運びさんが下げに来ます。

お道具の拝見と出会い返し

  1. 正客により「お先に」と言われたら、おじぎをして受けます。
  2. 拝見道具が回ってきたら、縁外で拝見をします。
    道具は後でも見れますので、ここはササッと拝見をしてください。
    拝見を行うのは、次客までとなります。
  3. 拝見が終わった道具は、左側の縁内におきます。
  4. 茶杓の拝見が終わり、一旦、左側の縁内に並べて仮置きしたら、棗を左手の平にのせ、右手で茶杓を持ち、右足で立って、左足を縁まで詰めて、右足で越えます。
  5. 正客と次客とで客付まで来たら向かい合って座ります。
    正客が座ってから、位置を確認して座ります。
    正客が右側(上座)、次客が左側(下座)
  6. 棗と茶杓の正面を正して、正客の膝前に拝見道具をおき、左足で立ち席に戻ります。
  7. 席に入る時は、左足で縁を越えます。
    3客にお尻を向けないように回ります。

立礼席

お菓子を運ぶ

  1. 荷物棚からお菓子が乗った脇引を取り、出る順番で茶道口の前に並びます。
    お菓子は下記の個数順に運びます。
     4個→4個→4個→3個
     1番目の方:正客~4客まで/9客~12客まで
     2番目の方:5客~8客まで/13客~15客まで
     ・お菓子が3個しか乗っていない脇引は最後に運びます。
     ・お運びさんは1人2回ずつ運びます。
  2. 席主の先生(近藤先生)の合図で、茶道口よりお菓子を運びます。
  3. 正客から順に反時計回りで運びます。
  4. お客様の前まで来たら、「どうぞ、懐紙ごとお菓子をお取りください。」と声掛けします。
    お客様が分からない様子の時は、下記のようにご案内します。
     
    ・ご自身の懐紙を出していただき、テーブルにおいてください。
     ・どうぞ、懐紙ごとお菓子をお取りいただき、ご自身の懐紙の上にお乗せください。
    お客様への一礼は省略します。
  5. 隣のお客様の前に移動し、NO.4を繰り返します。
  6. 最後のお客様が取り終わったら茶道口に帰ります。
  7. お運びさんとすれ違う際は、行きも帰りも左側通行で進みます。
  8. 脇引を荷物棚へ返し、次のお菓子が乗った脇引を持ち、NO.2~NO.7を繰り返します。
  9. お菓子は次々、出て運びます。

お茶碗を運ぶ

  1. 出る順番で茶道口の前に並びます。
  2. 水屋さんよりお茶碗の乗った脇引を受け取り、茶道口よりお茶碗を運びます。
    お茶碗は下記の個数順に運びます。
     3碗→3碗→3碗→2碗→2碗
     1番目の方:3客~5客まで/9客~11客まで/14客~15客まで
     2番目の方:6客~8客まで/12客~13客まで
  3. 3客さんから順に反時計回りで運びます。
  4. お客様の前まで来たら、「どうぞ、お取りください。」と声掛けします。
    お客様への一礼は省略します。
  5. 隣のお客様の前に移動し、NO.4を繰り返します。
  6. 最後のお客様が取り終わったら、茶道口に帰ります。
  7. お運びさんとすれ違う際は、行きも帰りも左側通行で進みます。
  8. 水屋さんに脇引を返し、NO.2~NO.7を繰り返します。
  9. お茶碗は次々、出て運びます。

お茶碗を下げる

  1. 茶道口に脇引を持って、出る番号順に並びます。
  2. 席主の先生(近藤先生)の合図でお茶碗を下げます。
    お茶碗は下記の個数を下げます。
     3碗→3碗→3碗→3碗→3碗
     1番目の方:正客~3客まで/7客~9客まで/13客~15客まで
     2番目の方:4客~6客まで/10客~12客まで
  3. 正客から順に時計回りで下げます。
  4. お客様の前まで来たら「お茶碗をお乗せください。」と声掛けします。
    お客様への一礼は省略します。
  5. 隣のお客様の前に移動し、NO.4を繰り返します。
    2碗乗った段階で、次の方が乗せやすいように、脇引をテーブルに置いてお茶碗の位置を整えます。
    イメージ画像参照
  6. 最後のお客様が乗せ終わったら、茶道口に帰ります。
  7. お運びさんとすれ違う際は、行きも帰りも左側通行で進みます。
  8. 水屋さんにお茶碗を渡し、NO.1~NO.7を繰り返します。
  9. お茶碗は次々、出て下げます。

主茶碗を届ける

  • 拝見の問答が終わり、席主の先生(近藤先生)が点前座に座ったら、脇引に乗った主茶碗を席主に届けます。
    席主の先生に脇引も渡して茶道口に帰ります。

【立礼席】正客さんの役目

立礼席では、主茶碗、次茶碗、拝見道具ともに席主の先生が取り次ぎます。
ご自身で取り行く必要はありません。

お抹茶をいただく

  1. 客付に主茶碗が出されたら、席主(近藤先生)が取り次ぎます。
    ご自身で取り行く必要はありません。
  2. 正客はお茶碗を次客との間において、「お先に」とおじぎをします。
  3. お茶碗を自分の前において、お点前に「お点前頂戴いたします。」とおじぎをします。
  4. 以下、省略します。
    飲み終わったお茶碗はお運びさんが下げに来ます。

お点前さんとのやりとり

  • お点前より「お替え茶碗で失礼いたします。」と言われたら、おじぎをして受けます。
  • お点前より「お仕舞にいたします。」と言われたら、おじぎをして受けます。
    お仕舞の挨拶は、お点前が仕舞茶碗をおいたタイミングで声掛けがあります。

お道具の拝見と問答

  1. お点前が水指の蓋を閉めたタイミングで「お棗、お茶杓の拝見を」と声掛けします。
  2. お点前が建水を下げる後ろ姿で、席主が拝見道具を取り次ぎます。
    拝見道具をご自身で取り行く必要はありません。
  3. 拝見道具が来たら、次客に「お先に」とおじぎをします。
  4. 棗から拝見をします。
    道具は後でも見れますので、ここはサッサと拝見をしてください。
    拝見は3客まで行います。
  5. 3客まで茶杓の拝見が終わると、再び席主が拝見道具を点前座に返します。
  6. お点前が道具前に座ったら、「(立礼席も大変楽しませていただきました。)(お道具の拝見をありがとうございました。)←なんでも良いです)こちらのお棗は?」と問答に入ります。
    拝見の問答は他のお客様にも聞こえるように、小さな声にならないよう気を付けましょう!
  7. 「お茶杓のお作は?」
  8. 「ご銘は?」
  9. 「ありがとうございました。」

【立礼席】次客さん、3客さんの役目

正客さん、次客さんとのやりとり

  • 次客は正客より「お先に」と言われたら、おじぎをして受けます。
  • 次客は3客より「お先に」と言われたら、おじぎをして受けます。
  • 3客は次客より「お先に」と言われたら、おじぎをして受けます。

お抹茶をいただく(次客さん)

  1. 客付に次茶碗が出されたら、席主(近藤先生)が取り次ぎます。
    ご自身で取り行く必要はありません。
  2. お茶碗を正客との間において、正客に「お相伴(しょうばん)いたします。」とおじぎをします。
    3客のお茶碗が先に出ている場合は、3客への「お先に」はありません。
    3客のお茶碗がまだ出ていない場合は、3客に「お先に」とおじぎをします。
  3. お茶碗を自分の前において、お点前に「お点前頂戴いたします。」とおじぎをします。
  4. 以下、省略します。
    飲み終わったお茶碗はお運びさんが下げに来ます。

お抹茶をいただく(3客さん)

  • 3客のお茶碗は裏から出ます。
    次客のお茶碗がまだ出ていない場合は、お茶碗を次客との間において、次客に「お先に」とおじぎをします。
    次客のお茶碗が出ている場合は、お茶碗を次客との間において、正客に「お相伴(しょうばん)いたします。」とおじぎをします。

お道具の拝見(3客さん

  • 道具の拝見が終わったら、正面を正してテーブルの右角におきます。

影点ての流れ

  1. 水屋スタッフ(石田)より、抹茶とお湯が入ったお茶碗が1椀ずつ4番の方の前におかれます。
  2. 4番の方はお茶碗がおかれたら、お茶碗を3番の方の前におき、3番の方は2番の方の前におき、2番の方は1番の方の前におき、というように手送りで回していきます。
    茶道具は絶対に手渡しをしないでください。
    他の方に渡す際は、必ずおいてください。
    受取る方は、おかれた道具を取ってください。
  3. 全員に行き渡ったら、すぐに点てはじめます。
  4. 点てたら、再び手送りで水屋スタッフ(小瀧)の場所に、4碗とも送ります。
  5. NO.1~NO.4を繰り返します。

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それでは皆さま、当日はどうぞよろしくお願いいたします!
ご不明なことがございましたら、受付スタッフまでどうぞお気軽にお問合せください。

WAnocoto -ワノコト-

和のレッスンスタジオ

東京表参道、日本橋で着付け教室や茶道教室など、和のお稽古が学べる和のレッスンスタジオWAnocoto(ワノコト)。スケジュールが自由に選べて好きな日からいつでも始めることができます。その他、つまみ細工、ゆびぬき、水引、いけばな、和裁、日本刺繍、日本茶教室など様々な1dayワークショップレッスンも開講中。すべての教室は共通チケットで気軽に受講が可能です。

TEL: 03-5772-6663 受付時間
月・火・土・日 10:30〜18:00
水・木・金 10:30〜20:30